加齢や使い過ぎなどが原因で関節軟骨が変形することはよくあります。
膝関節に変形があると座った状態から立ち上がる時や、走ったり歩いたりする時などに痛むことがあります。
エコー画像の説明をします。
正常では大腿骨と脛骨がこのように映ります。
次は変形している膝関節の画像です。
(症例①)
(症例②)
正常な画像と見比べると、明らかに骨の形が違うのが判ります。
一般的には変形している関節軟骨の部分から痛みが発生していると考えられていますが、実は痛みのほとんどは変形した関節軟骨から発生しているのではなく、変形している関節軟骨周辺の筋膜から発生しています。
実際に変形性膝関節症の方の治療をさせていただいた時も、治療後は歩きやすくなったり、痛みが出ていた姿位をとっても痛くなくなったりと、すぐに効果が出ていたことがかなり多いように感じます。