症例報告:大腿部筋挫傷(肉離れ) 10代/サッカー
1か月前くらいから大腿部(太もも)に違和感があり、
ただ休めば楽になっていた。
2週間前くらいから休んでも痛みが取れにくくなって、
少しづつこわばりが出てきた。
2日前から特に痛みが強くなってきて歩くのもつらくなってきて
来院されました。
〇初診時エコー画像
膝屈曲(しゃがむ動作)が約50%くらいまでしかできない。
痛み感も強く出ている。
エコー観察で内部に筋損傷の画像が確認できる。
〇3日目エコー画像
痛みは緩和、最大屈曲の80%前後可能になる。
エコー観察で筋損傷の部分が縮小しているのを確認。
〇21日目エコー画像
画像上ではまだ損傷部が残るが縮小し、痛み感、動きの制限もなく
サッカーのプレイをしている。
今回の症例では、明確な怪我をした記憶は無かった。ただエコー画像上、
損傷が確認できるので、筋損傷は発生し、内部で進行していたと考えます。
練習もあまり休むことなく、症状が緩和していったのは良い点でした。