どうしても痛いところをついつい触ってしまいます。
これを自己刺激と言います。
よく「自分でマッサージした方がいいですか?」と聞かれますが、
答えは「NO」です。
これをすると中々痛みが治りにくくなります。
そもそも標準で搭載されいる回復システムがあるので時間が経てば治るようにできています。自己刺激はむしろ邪魔するだけなのです。
例えば蚊に刺されたところを掻きむしったり、できたカサブタを剥がしたりするようなものです。
続く
2023.03.06更新
どうしても痛いところをついつい触ってしまいます。
これを自己刺激と言います。
よく「自分でマッサージした方がいいですか?」と聞かれますが、
答えは「NO」です。
これをすると中々痛みが治りにくくなります。
そもそも標準で搭載されいる回復システムがあるので時間が経てば治るようにできています。自己刺激はむしろ邪魔するだけなのです。
例えば蚊に刺されたところを掻きむしったり、できたカサブタを剥がしたりするようなものです。
続く
投稿者:
2023.03.06更新
どうしても痛いところをついつい触ってしまいます。
これを自己刺激と言います。
よく「自分でマッサージした方がいいですか?」と聞かれますが、
答えは「NO」です。
これをすると中々痛みが治りにくくなります。
そもそも標準で搭載されいる回復システムがあるので時間が経てば治るようにできています。自己刺激はむしろ邪魔するだけなのです。
例えば蚊に刺されたところを掻きむしったり、できたカサブタを剥がしたりするようなものです。
実はこの自己刺激はストレス解消にもなっています。中々理解し難いですが、痛い刺激もストレス解消になるようです。これを繰り返すと無限ループから逃れられなくなります。
こうなっている人はどこ別の場所か何か違う行為に置き換えないといけません。
深呼吸などは良いとと思います。おすすめするやり方は
ゆっくり4秒くらいかけて息を吸い込み、
この空気が痛い所を入りこみ膨らませるイメージをします。
その後パンパンになった痛い所から倍の8秒くらいかけて息を吐き出します。
それを繰り返します。
イメージとしては痛い所に溜まっている澱みを浄化している感じでしょうか。
一度試して下さい。
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2023.02.17更新
こんにちは!岩永です!
前回に引き続き野球肩ですが、今回は症状についてをメインにお話ししていきます。
投げる動作により肩が痛くなることを野球肩、もしくは投球障害と言いますが、場所や症状により、詳しい名前がつくことあります。
代表的なものは、肩関節の安定性を担っている4本の筋肉(腱板)が使い過ぎにより炎症を起こし、肩関節の可動域が狭くなったり、力が入りにくくなったりする腱板損傷です。
他には肩を挙げたり投げる動作で肩が引っかかった感じになり、痛みが出れば、肩峰下インピンジメントや15歳未満の成長期の子どもが投球動作を繰り返すことで上腕骨の成長軟骨が炎症を起こし、肩を回す動作が痛くなってしまうリトルリーガーズショルダー(上腕骨近位骨端線離開)というものもあります。
なぜこのような痛みが起きるのかというと、投げる動作というのは肩関節を普通ではないほどに動かす動作だからです。
リリースポイントまでは過剰なほどの外旋動作で、リリースポイントからは過剰なほどの内旋動作になってきます。
そのため、肩だけの力で投げてしまうと痛めやすくなったり、最悪の場合、痛くなった肩をかばった結果、肘も痛めてしまう子も多くありません。
よく、下半身を使いなさいという理由はそういうことに繋がってくるのです。下半身主体で投げることができれば、肩の負担も減り、良いボールも投げれるようになり、肩も痛めなくて済みます。
なのでよく考えた筋トレやストレッチなどは欠かせないものです。
ノースローも必要になってくるのですが、それよりも早めの処置をしてノースローの期間も短くすることも大事になってくると思います。
質問などございましたら、お気軽にご相談ください。
投稿者:
2023.02.13更新
テニス肘用のサポーターをご存じでしようか?
テニス肘は肘の外側が痛くなるものでそれを締めて振動を軽減するとうたっている商品です。
形は2cm程度の幅のベルトでマジックテープで固定するものです。実際にテニスする方々がよくしてます。
ウチではこれを絶対止めてもらうように指導しています。
効果がないだけなら詐欺で済みますが、肘を更に痛めるように働くので傷害罪です。もし故意でなければ"業務上過失傷害"と言うところでしょうか。
確かに強く縛って血流を止めると痛みも減少します。だから安易に効果があると勘違いしますが、でもそれは治る方向とは逆です。明らかに不健康です。
血液の供給のない組織は壊れるしかありません。それでも身体は必死になって抗います。
それこそが".痛み"なのです。これがテニス肘がら治らないメカニズムです。
テニス肘を治したいなら先ずテニス肘サポーターを捨てて下さい。
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2023.02.11更新
ケガは動いたように治ります。
それをプログラムの書き換えにたとえてお話します。
人間はスマホのように修正プログラムをダウンロードすることはできません。
人間の場合は行動した時の実データを元に修正していくようです。
その点スポーツは優れています。
スポーツには様々な動作があり、その動かした結果をフィードバックしてどんどんプログラムを書き換えで行きます。
そしてある時それが完成したら痛みが無くなるのだと思います。
逆に安静にし過ぎるとこのプログラムの更新が進まずいつまで経っても痛みが消えません。
痛みは危険信号ですが本当にそれが正しい情報なのかかどうかを実際に動かして検証する必要があります。そうしないといつまで経ってもプログラムは完成しません。
また、この期間が長くなるといわゆる慢性痛となります。
医療としては出来るだけ具体的で即効的な治療(例えば当院で行っているFDMなど)が必要なのです。
スピーディーな対処で悪いプログラムに置き換わるスキを与えないようにすることが重要です。
当院ではケガした当日での来院を薦めています。
患者さんにお願いしたいのは、出来るだけポジティブに少し前倒し気味で動かして行くことです。
人体の再生力は大体想像以上です。
投稿者:
2023.01.18更新
こんにちは!岩永です。
今回は野球肩についてお話していきます。
私は、小学4年生から大学3回まで野球をしてきました。高校の時は寮に入り、甲子園を目指している時期もありました。
しかし、高校2年生の時に肩を痛めてしまい、すこしの間、ボールを投げられなくなったのです。
最初は、筋肉痛から始まり我慢して投げ続けていると、最終的に肩が挙がらなくなっていました。挙げると、脱力感とともに肩がストンと落ちてしまう状態でした。
病院へ行くと、腱板損傷(肩回りの筋肉の損傷)と診断され、投球も中断になりました。
その間、ストレッチとチューブトレーニングをするように言われたのですが、当時さぼり癖のあった私がしなかった結果、今では肩がきれいに挙がらなくなってしまいました。
改めて、どうして傷めたのだろうと今考えてみると、当時は胸筋を集中的に筋トレを行っていました。ボールを投げるときは肩甲骨周りの背中の筋肉を使うのがメインになるのですが、前の筋肉ばかりを鍛えてしまうと巻き肩になってしまいます。そうすると、綺麗に肩が回らなくなり傷めたのだと思います。
なのでピッチャーの方は特にですが、ベンチプレスや腕立てなどで胸筋を鍛えすぎない、もしくは鍛えないことをおすすめします。
鍛えるなら、背中の筋肉(広背筋、僧帽筋)を重点的に鍛えられる懸垂などをした方がよりいい球を投げれるようになると思います。
野球に限らず、ソフトボール、バレーボール、バトミントン、やり投げなど肩を使う競技でも野球肩(投球障害)が起こる可能性は大いにあるので少しでも肩の違和感、痛みがあれば処置が必要になりますので、早めのご来院をよろしくお願いします。
次回のpart②は腱板損傷など野球肩の症状について詳しく解説していきたいと思います。
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2022.12.21更新
股関節の痛みには色々あります。
・股関節の捻挫による筋違い、筋断裂、関節不安定性
いわゆるグローインペイン、腰痛由来の痛み などなど
そのうちの一つに【単純性股関節炎】があります。
症状としては、その他股関節の痛みと
・急に股関節が痛くなってきた
・足があがらない
・足を引きずりながらしか歩けない
・太モモや膝の前面に痛みがある
あまり変わらない部分もありますが、
ただ特徴的な症状として、関節液が貯留があります。
俗にいう水が溜まるという状態です。
あと、おおむね3~10歳の子供で多い気がします。
加えて、一般的に他の股関節の症状に比べ、
復帰までの時間がかかると言われる症状です。
8歳 男子 サッカー
7歳 男子 サッカー
処置としては、一般的には2~4週間の安静と言われますが、
エコー画像で状態を確認し運動量をコントロールし、
積極的に筋膜に処置を行い、
電気治療器なども導入すると早期回復が見込めます。
予防という観点でいうと、
そもそもの原因は、現時点では不明というのが実際です。
ただ施術の現場では、起こりやすいパターンはあるように思います。
・試合が連続で何試合か続いた後
・休み明けの練習の後
・練習時間が一気に増えた
・コンクリートの道を長時間走った
・熱が出ていた(感染症など) など
特に、詳しく問診をしていると、
数日前から股関節を含め、 腰や太もも、背中、首肩が張っていて
違和感があってから悪化する場合もあるように思います。
症状が悪化してしまう前に処置することで、
早期回復、早期復帰が期待できます。
そのためにも早期発見が必要です。
もし気になることがあれば、お気軽にご相談ください
投稿者:
2022.12.17更新
こんにちは。岩永です。
今回は鵞足炎(がそくえん)と言われる膝の内側の痛みについて書いていきます。
まず初めに、鵞足(がそく)というのは膝のお皿の下5cmの内側の部分のことを指します。
そこの場所に膝を曲げる役割を持つ3つの筋肉が付着し、その形がガチョウの足のような形をしていることから鵞足と名付けられまた。
そこには、鵞足滑液包と言われる摩擦なく膝を曲げてくれる水の入った袋があります。
動作中、膝が内に入りつま先が外に向く状態(ニーイントゥーアウト)になり捻ったり、歩きすぎ、階段の上り下りがたくさんあると筋肉とその水の入った袋が摩擦し炎症が起こります。ひどい時は水が増えることもあります。
そうすることにより、痛みが出たり、腫れたりします。
このように鵞足で起こる炎症のことを鵞足炎といいます。
鵞足炎というのはだいたいが筋膜の過度の摩擦によるものです。なので、筋膜の治療で改善されることが多いです。
さらに、股関節、足関節など周りの筋膜も治療することで効果も増大します。
ご自宅では、ニーイントゥーアウトの動作で痛くなることが多いので、太ももの外側に力を入れてあげる練習をすることです。そうすると踏み出す時に力が入り、踏み込みやすくなり多少変わることがあります。
あまり知られてませんが、テーピングやサポーターで締め付けることは絶対にしてはいけません。締め付けると血液の循環が悪くなり、悪化したり、治りが遅くなることがあるので気をつけるようにしてください。
湿布やアイシングは一時的に楽になることがあるのでおすすめです
〈症例〉
この方はかなりひどい症例になります。
40代女性。階段の上り下りを何度も繰り返し悪化。
歩行は可能だが、階段の上り下りが不能に。
エコーでみると明らな腫脹があり、ひどい圧痛もある。
※腫れている画像です。
このような症状でお困り、もしくはご質問があればお気軽にご相談ください。
公式LINE https://lin.ee/wdxCdHW
電話 06-6871-0173
投稿者:
2022.12.16更新
これは中学生女子バスケの生徒の画像です。
画面左が患側の画像です。
隣と比べると骨の白いラインの上に黒い層が見えます。
これは典型的な疲労骨折の画像です。
骨と皮膚(画像の上端)の間も広く炎症で腫れているのがわかります。
これはかなり初期で発見できた幸運なケースです。
さすがに運動は禁止です。
でも、意外と痛みが少ないので運動を止まない人もいますがと思いますが
でもこれはかなり危険。
ある日突然、ボッキリ折れます。
実際に折れた画像です。
こんなに折れると2〜3ヶ月ギブスになります。
そうでなくても痛みが運動のたびにあり歩くのも辛くなります。
それまでもの凄く頑張ってきたことは本当に褒めてあげたいのですが、ここで少しこの足にも休息を与えてあげましょう。
運動は全てダメではありません
特にランニングとジャンプを止めて
可能な運動や筋トレ、バランスの強化に努めたください。
医療的には超音波治療と周囲の筋膜治療が有効です。
およそ2〜4週間の治療で復帰できます。
※これ骨折を倍くらいの早さで治す治療装置
低出力超音波治療器「オステオトロン」
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2022.12.16更新
健康保険や労災、自賠責(交通事故)、生活保護など殆ど公的な保険制度も取り扱えます。
しかし
当院は自費治療がメインになっています。
多くの病院、整骨院は健康保険を中心に営業しています。この健康保険の料金設定は国が定めたもので、治療法もこれに従うことになります。
およそ整骨院での平均単価は1500円/人です。内科や整形外科に比べてかなり低い金額です。
私たちが扱うケガや痛みの治療を行う時どうしてもこの設定ではやっていけないのです。
問診、検査、施術、説明などキチンとすれば最低30分はかかります。
仮に1人30分で8時間働くとして1日に最大16人/日となり、
1日の売り上げは1500円×16人=24000円
1ヶ月の売り上げは24000円×22日=528000円
となります。
しかしこれは営業時間内に完全に埋まっている最大値なので実際には稼働率60%とすると
528000円×60%=316800円
これではテナントを借りて営業することはできません。
だから多くの整骨院では10分程度の低品質のマッサージもどきの施術をするしかなくなるのです。
恐らく問診もできないし、検査もできないし、カルテもまともに書けないし、保険の計算もできない。だから500円のワンコイン整骨院になります。
まともな治療をする為には、健康保険を使っての営業は不可能なのです。
ハッキリ言ってこんなの誰の役にも立ちません。
ご来院の患者さんには申し訳ないですが
だから当院ではそれ相当の施術料を設定しています。
初診6000〜8000円、継続3000〜5000円と一見高額です。
しかし、問診に時間をかけるし、エコー検査なども含めてることを考えると通常のマッサージより安いかもしれません。
また施術を担当するのは国家資格(柔道整復師)を持っているプロフェッショナルです。
またさらに国内でも数少ない最強の手技療法「FDM」の使い手です。
幸いなことに多くの患者様にはこのことを理解頂いています。
このようなやり方をするのは職人としてのエゴかもしれませんが、これも少しでも人の役に立ちたいと思う強い情熱からだと思っていただければ幸いです。
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