ケガは動いたように治ります。
それをプログラムの書き換えにたとえてお話します。
人間はスマホのように修正プログラムをダウンロードすることはできません。
人間の場合は行動した時の実データを元に修正していくようです。
その点スポーツは優れています。
スポーツには様々な動作があり、その動かした結果をフィードバックしてどんどんプログラムを書き換えで行きます。
そしてある時それが完成したら痛みが無くなるのだと思います。
逆に安静にし過ぎるとこのプログラムの更新が進まずいつまで経っても痛みが消えません。
痛みは危険信号ですが本当にそれが正しい情報なのかかどうかを実際に動かして検証する必要があります。そうしないといつまで経ってもプログラムは完成しません。
また、この期間が長くなるといわゆる慢性痛となります。
医療としては出来るだけ具体的で即効的な治療(例えば当院で行っているFDMなど)が必要なのです。
スピーディーな対処で悪いプログラムに置き換わるスキを与えないようにすることが重要です。
当院ではケガした当日での来院を薦めています。
患者さんにお願いしたいのは、出来るだけポジティブに少し前倒し気味で動かして行くことです。
人体の再生力は大体想像以上です。