今朝、NHKの朝の番組で市販薬の正しい飲み方についての特集があった。
いつまで市販薬を飲んだらいいかの話題でキャスターの博多華丸さんは
「治りかけで止めますね。」
と言った。
はっとしました。
これは医師や治療する者たちが気づかなかった真実かもしれません。
どんな病気やケガでも大方は自然の復元力で治癒します。
確かに一部は圧倒的に改善するものもありますが、私たちはそれにばかり目を奪われて、
治療で治す!完全に治す!ってことに囚われているかもしれません。
それは専門家としての誇りというかエゴというか…
実際に骨折した部位をエコー観察すると無数の細い血管が損傷部に枝を伸ばし血液を供給する様子が観られます。
患者さん自身も画像を見るまでは全く気づくことはありません。
それは到底人間が考えた医学の知識など全く及ばない凄いことが起きてます。
どこまで治療するのかという問題は本当に難しいです。
とにかくいつか確かにわかるように感性を磨き続けます。