*左:治療後 / 右:治療前
膝関節水腫の治療で、膝の腫れがしぼんだと患者さんが言われる時があります。
今回もそのようなことを言われたのでエコーで確認してみました。
明らかに関節水腫の量が減少しているのが判ります。
これほど水が引くとは思ってなくビックリしました。
関節液というのは膝の損傷を回復させるために分泌量を増やし、状態が改善すれば分泌量が減少して次第に正常な量に戻ります。
正常であればエコーでは黒く見える液体成分は観られません。
大体膝の水は数日かけて分泌量ときゆあ後に減少していることが多いのでこんなに短時間でも反応するのは意外でした。
もしかしたらこのよう反応は僕たちの認識よりかなり早く現れているのかもしれません。
手技療法の作用で不要な水の吸収が促されたとしたら、嬉しいのですが…