ドケルバン病とは、手関節の橈側(親指側)が痛くなる腱鞘炎で、母子の使い過ぎによって起こります。
エコーではこのように映ります。
↓通常↓
↓ドケルバン病↓
この正常とドケルバン病の画像を見比べると、患側の腱の周辺に炎症による水が溜まっている事が判ります。
本来なら腱が正常な画像とと比べて腫れているはずですが、今回の症例では両側のドケルバン病だった為、左右で差を比較することができませんでした。
一般的な治療は安静が基本ですが、当院では即効性のある手技療法をするので、ほとんどの患者さんが効果を実感して帰られます。
今回の症例の方も帰る頃には、患部が動かしやすくなり、動かした際の痛みもマシになっていました。