当院では70%ぐらいの患者さんはスポーツが絡んでます。
スポーツにはケガが付き物です。
でも、多くのスポーツのコーチや指導者は自分の教え子を病院に行かせたがらないことが多いようです。
それは病院に行くと殆ど練習を休むように指示され、練習だけでなく大事な試合も参加できなくなります。
どこのチームでもメンバーに余裕はなく、一人の選手がケガでスポーツを中止されると大変なことになるからです。
病院の医師も別に意地悪を行っていたいるのではないのですが、ケガや痛みがあればスポーツ中止を指示するのは当然です。
しかし、これは"医学的視点"からしか見ていないのです。
また、コーチなどは自分の選手時代にケガや痛みを乗り越えてきている人たちです。だから多少のことは仕方ないし、一々医者の言うことなんて聞いてたらスポーツなんてできるか!という感じです。
これは"スポーツ的視点"と言えるでしょう。
医者もコーチも各々正しいと思っているのが厄介です。
スポーツ障害の対処が難しくしているのはこういうことなのです。
この板挟みになるのは選手本人と親御さんです。辛い思いをしている人は少なくないです。
私たちはこの二つの視点(医学的視点とスポーツ的視点)で施術しています。
だから非常に複雑で単純なパターンなどありません。その選手やその環境、また将来、様々要素を考慮しなければなりません。
このようなことをしているのは私達だけかもしれません。
このようなな板挟みでお困りであればご相談下さい。