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2020.07.06更新

症例:小学生(10代)、女子、バスケットボール

足首内側の痛み。捻挫をした記憶もなく、

急に痛くなってきた。

患部周辺の腫れと、動いても押しても強い痛み。

 

いわゆる有痛性外脛骨と呼ばれるものです。

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従来の方法は、安静、インソール、リハビリ、

場合によっては注射、手術などです。

 

新しいアプローチでは、患部を直接処置し、

活動を休むこともなく、また装具などもせず、

症状を変化させ、元の状態に戻っていけます。

 

今回の症例も2回の処置のあと、画像には大きな

変化はありませんが、痛みも緩和して、元気に

運動を続けているようです。よかったです。

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投稿者: 三浦整骨院

2020.07.06更新

足首を捻挫した際に

痛めやすい靭帯は数種類あります。

前回、①前距腓靭帯損傷を

このブログに載せましたが

今回は②前脛腓靭帯の損傷です。

AITFL

場所は外くるぶしの少し前側です。

 

エコーではこのように写ります。

AITFL

AITFL

画像は左右対称になっていて

患側の靭帯が腫れて

乱れて写るのがわかります。

 

個人的には

ここの靭帯を痛めていると

通常より少し治癒まで時間がかかりやすい

傾向にあると思います。

しかし最初に状態を把握しておくことで

最短での回復の予測をたてることができます。

 

投稿者: 三浦整骨院

2020.07.02更新

膝関節水腫の治療直後の減少

*左:治療後  /    右:治療前

膝関節水腫の治療で、膝の腫れがしぼんだと患者さんが言われる時があります。

今回もそのようなことを言われたのでエコーで確認してみました。

明らかに関節水腫の量が減少しているのが判ります。

これほど水が引くとは思ってなくビックリしました。

関節液というのは膝の損傷を回復させるために分泌量を増やし、状態が改善すれば分泌量が減少して次第に正常な量に戻ります。

正常であればエコーでは黒く見える液体成分は観られません。

大体膝の水は数日かけて分泌量ときゆあ後に減少していることが多いのでこんなに短時間でも反応するのは意外でした。

もしかしたらこのよう反応は僕たちの認識よりかなり早く現れているのかもしれません。

 

手技療法の作用で不要な水の吸収が促されたとしたら、嬉しいのですが…

 

投稿者: 三浦整骨院

2020.06.26更新

加齢や使い過ぎなどが原因で関節軟骨が変形することはよくあります。

膝関節に変形があると座った状態から立ち上がる時や、走ったり歩いたりする時などに痛むことがあります。

エコー画像の説明をします。

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正常では大腿骨と脛骨がこのように映ります。

次は変形している膝関節の画像です。

(症例①)

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(症例②)

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正常な画像と見比べると、明らかに骨の形が違うのが判ります。

一般的には変形している関節軟骨の部分から痛みが発生していると考えられていますが、実は痛みのほとんどは変形した関節軟骨から発生しているのではなく、変形している関節軟骨周辺の筋膜から発生しています。

実際に変形性膝関節症の方の治療をさせていただいた時も、治療後は歩きやすくなったり、痛みが出ていた姿位をとっても痛くなくなったりと、すぐに効果が出ていたことがかなり多いように感じます。

 

投稿者: 三浦整骨院

2020.06.26更新

このコロナ禍でスポーツが出来なくなり外傷の患者さんが少なくなっていました。
そのかわり目立ったのがギックリ腰です。
大体毎日ギックリ腰の新患が来院され
1日に数名来られることもありました。

特にギックリ腰は凄く痛くて治るのにも時間がかかると恐れています。

確かに嘘のように身体が曲げられなくなるし、歩くことも困難なこともあります。

でも、安心してください。殆どのギックリ腰の正体は些細な捻挫(肉離れ)なのです。
骨折や足首捻挫や肉離れに比べれば治療は容易であることが多いです。

確かに背骨という大事なところで起きるので些細な損傷でも痛みは大きくなるのも理解できます。
僕も30年近く治療をしてますが、未に足首捻挫のような内出血しているのを見たことがありません。
おそらくそんなことが起きると背骨だけに命に関わるのだと思います。

だから意外と一発で治ることも少なくありません。
ウチでおよそ半数の方が1回で治り、3回までに90%が治ります。期間は1〜2週間で殆ど解決します。
他院の話でも一回でギックリ腰を治してもらったなどはよく聞きます。
ある意味当然かもしれません。

あとはどのように治すかですが、
先ず、歪んだ筋(筋膜や靭帯など)や関節を元に戻します。※
治療後は殆ど動く範囲が大きくなり、痛みが減少するので少しマシになります。
そうなれば後は痛くない程度に身体を動かす事です。
これが意外に
実は寝込んでしまうとかなり治りが遅くなります。
少しずつでも動かしていくと、脳が段々と痛みのレベルを下げてくれます。
そうするとら次第に動ける範囲や力が入るようになり治っていきます。
そもそも捻挫としては軽度なので安静や固定はそれほど必要ありません。


ただし、同じように見えても僕たちのような巷の整骨院やクリニックでは対応できない怖いのも存在します。
これはいつか詳しく書こうと思います。

投稿者: 三浦整骨院

2020.06.22更新

肩にも水が溜まることがあります。

肩関節の周囲には

滑液包という袋があり

そこに水が溜まり

滑液包炎という状態を起こします。

肩

 

エコーで水分は真っ黒く写ります。

肩

肩

三角筋の深部に水が溜まり

滑液包炎を起こしています。

 

初回治療から1週間後に来院した際の画像。

肩

肩

水腫は消失し、痛みもありませんでした。

投稿者: 三浦整骨院

2020.06.20更新

症例報告:大腿部筋挫傷(肉離れ) 10代/サッカー

1か月前くらいから大腿部(太もも)に違和感があり、

ただ休めば楽になっていた。

2週間前くらいから休んでも痛みが取れにくくなって、

少しづつこわばりが出てきた。

2日前から特に痛みが強くなってきて歩くのもつらくなってきて

来院されました。

 

〇初診時エコー画像

膝屈曲(しゃがむ動作)が約50%くらいまでしかできない。

痛み感も強く出ている。

エコー観察で内部に筋損傷の画像が確認できる。

松本1日目元

松本1日目短変

 

 〇3日目エコー画像

痛みは緩和、最大屈曲の80%前後可能になる。

エコー観察で筋損傷の部分が縮小しているのを確認。

松本3日目変

 

〇21日目エコー画像

画像上ではまだ損傷部が残るが縮小し、痛み感、動きの制限もなく

サッカーのプレイをしている。

松本21日変

 

今回の症例では、明確な怪我をした記憶は無かった。ただエコー画像上、

損傷が確認できるので、筋損傷は発生し、内部で進行していたと考えます。

練習もあまり休むことなく、症状が緩和していったのは良い点でした。

 

 

 

投稿者: 三浦整骨院

2020.06.15更新

テニス肘は主にテニスをする人に

多くみられる肘の外側の痛みです。

テニス肘

肘の外側上顆(骨が出っぱった部分)に

前腕の筋肉が付着していて

そこが引っ張られることで痛みが出ます。 

テニス肘

痛いのは肘ですが

手首を反らすことで痛いのが

特徴的な症状です。

 

エコーではこの様に写ることがあります。

テニス肘

テニス肘

筋肉の一部が肉離れを起こしています。

 

テニス肘

テニス肘

外側上顆が繰り返し

前腕伸筋群に引っ張られることで

骨棘という骨のトゲを形成しています。

 

 

どちらのケースでも

当院ではテニスを続けながら

治していきます。

 

投稿者: 三浦整骨院

2020.06.10更新

大腿部の打撲はコンタクトスポーツに多い怪我です。

今回の症例のように大腿部の前面を強打すると、膝を曲げたりしゃがんだりすることが痛くてできなくなります。

大腿部

今回の症例では、サッカー中に相手の膝が大腿部にぶつかり中間広筋が大きく損傷しています。

エコー画像では、正常なら筋肉の繊維がハッキリと映りますが、この画像では筋肉に損傷がある為筋繊維がきれいに見えません。

画像は左が患側で右が健側です。

赤色のマーカーで囲まれている中間広筋が、健側に比べて大きく腫れています。

患側では筋肉からの出血もある為、血腫がローエコーで黒く映っています。

短軸

大腿部短軸ペイントあり

大腿部短軸

長軸

大腿部長軸ペイントあり

大腿部長軸

当院の治療では、エコーで内部を確認しながら極力安静の期間を短くする為、競技へ早く復帰することができます。

この症例では、最初は痛みで患部に力が入りづらく、膝の屈曲も腹臥位で20度程度しか曲げれない状態でしたが、受傷した日から丁度3週間で競技に完全に復帰することができました。

 

投稿者: 三浦整骨院

2020.06.08更新

オスグッドとは

だいたい小学生〜中学生の成長期に起こる

成長痛の一つです。

OSD

膝のお皿の下の骨が出っぱってきて

運動や膝を曲げると痛いなどの

症状が出てきます。

OSD

太ももの前の大腿四頭筋という筋肉が

膝蓋骨を介して、膝蓋腱になり

子供のまだ出来上がっていない

柔らかい骨を引っ張ることで痛みがでます。

 

エコーではこの様に写ります。

OSD

OSD

 

OSD

OSD

健側では膝蓋骨〜脛骨に向かって

膝蓋腱が伸びていて綺麗に付着しています。

対して患側では

膝蓋腱の脛骨付着部の部分で

骨が引っ張られ

浮き上がってる様に写ります。

 

 

当院ではオスグッドに対する手技治療を行っています。

 

オスグッドのほとんどは

少ない回数で治すことが可能です。

 

 

 

また、少し治りづらいケースの

オスグッドもあります。(当院調べ)

OSD

膝には滑液包という袋があり

そこに水が溜まっていることがあります。

オスグッドとこの滑液包炎を

併発していると

治りづらいケースもありますが

こういった画像も参考にしている為

最短での回復の予測をたてることが可能です。

 

投稿者: 三浦整骨院

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