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2023.10.23更新

昨日、日本骨軟組織超音波学会の学術大会に参加してきました。

この基調講演で細胞レベルでRICE処置が組織修復を遅らせるという衝撃的な講演を聞きました。

RICE処置(rest安静、ice冷却、compression圧迫.elevation挙上)は捻挫、肉離れなど急性外傷で常識とされているいますが、コレが大きく間違っていたかもしれないのです。

安静も冷却も挙上も損傷治癒に重要な働きをするマクロファージの働きを遅らせるとのこと。

当院でも足首捻挫ではRICE処置には効果を感じないどころか、特に圧迫と挙上については症状を悪化する事が多いので行ってませんでした。

この私たち経験から得た感覚が正しかったのが証明されていて嬉しいです。

医学的常識は時に間違えている事が思った以上に多いものです。地道な研究活動で正しい事実を解き明かしている研究者の先生方に頭が下がる思いです。ありがとうございます。

投稿者: 三浦整骨院

2023.07.24更新

バスケや、サッカーで相手の膝が太モモに強打する"モモカン"と言うものをご存知ですか?"チャーリーフォース"とも言うそうです。

これはとにかく痛い。そしてしばらく運動できなくなることもあります。

エコーで見ると太モモの内部が血の海になっていることもあります。

ここで提案してのですが

お互いに、膝サポーターをしてはどうでしょうか?

例えばバレーボールで床との打撲を避けるためのクッションのついたサポーターです。

少し動きにくいかもしれませんが、

対戦相手を傷つけない為です。

対戦相手は敵ではありません。

共に同じスポーツを愛する仲間です。

もし将来、日本のバスケチームがサポーターをつけてしたら、

「彼らは相手選手を傷つけないない為にサポーターしてるだよ」なんて言われたらそれは世界中からリスペクトさせるのでないでしょうか?

投稿者: 三浦整骨院

2023.07.21更新

よくYouTubeで

ギックリ腰にはこのストレッチ試して!  とか

肩こりが酷い時のストレッチ3選!

などありますが、

真に受けてやらないようにして下さい。

整体系のユーチューバーが動画で多いのがストレッチ。

別に間違ってないと思いますが、なんでもストレッチで治るように見せかけているのが良くない。

痛みが明らかにある時にこれらのストレッチをやると殆ど痛みが強くなります。それは炎症を悪化させるからです。痛めたところは普通より脆弱になっていて、そこを無理に引っ張るのですから当たり前。

だからそれらユーチューバーは最後に

「もしこれで良くならない時は専門医の受診をお願いします…」

って最初に言えよ!

ストレッチは痛みのない時に予防的にするのが正解。

 

 

 

投稿者: 三浦整骨院

2023.07.20更新

整骨院と整形外科どちらに行けばいいかを悩まらた時 

まず整形外科に行って下さい。

医学的な検査と診察を行うことが最優先です。

レントゲン検査や必要であれば鎮痛剤が処方さます。

例えば成長痛と思っていても骨肉腫だったり、ギックリ腰かと思っていたら椎間板ヘルニアや腰椎の圧迫骨折であることもあります。

これらは整骨院では対応できません。

しかし、明確に骨折、手術や特別な医学的な処置が必要がないとなれば整骨院でも施術が可能かもしれません。

整骨院はそもそも限られた範囲の専門的な施術を行うところです。

例えば当院では捻挫、肉離れなどのスポーツのケガを得意としています。その分野において圧倒的に優れています。

しかし、それを超えた外傷や病気は全く対応できません。

あと、加齢変化や関節の変形なども整骨院でも対応できるかもしれません。これらはこれ自体が痛みの原因でなくて、筋肉や周囲の軟部組織(靭帯や筋膜、腱など)の問題かもしれません。これらは整骨院の得意分野だと思います。

 

 

 

 

 

投稿者: 三浦整骨院

2023.03.06更新

どうしても痛いところをついつい触ってしまいます。

これを自己刺激と言います。

よく「自分でマッサージした方がいいですか?」と聞かれますが、

答えは「NO」です。

これをすると中々痛みが治りにくくなります。

そもそも標準で搭載されいる回復システムがあるので時間が経てば治るようにできています。自己刺激はむしろ邪魔するだけなのです。

例えば蚊に刺されたところを掻きむしったり、できたカサブタを剥がしたりするようなものです。

実はこの自己刺激はストレス解消にもなっています。中々理解し難いですが、痛い刺激もストレス解消になるようです。これを繰り返すと無限ループから逃れられなくなります。

こうなっている人はどこ別の場所か何か違う行為に置き換えないといけません。

深呼吸などは良いとと思います。おすすめするやり方は

ゆっくり4秒くらいかけて息を吸い込み、

この空気が痛い所を入りこみ膨らませるイメージをします。

その後パンパンになった痛い所から倍の8秒くらいかけて息を吐き出します。

それを繰り返します。

イメージとしては痛い所に溜まっている澱みを浄化している感じでしょうか。

一度試して下さい。

 

 

 

投稿者: 三浦整骨院

2023.02.17更新

こんにちは!岩永です!

前回に引き続き野球肩ですが、今回は症状についてをメインにお話ししていきます。

投げる動作により肩が痛くなることを野球肩、もしくは投球障害と言いますが、場所や症状により、詳しい名前がつくことあります。

代表的なものは、肩関節の安定性を担っている4本の筋肉(腱板)が使い過ぎにより炎症を起こし、肩関節の可動域が狭くなったり、力が入りにくくなったりする腱板損傷です。

他には肩を挙げたり投げる動作で肩が引っかかった感じになり、痛みが出れば、肩峰下インピンジメントや15歳未満の成長期の子どもが投球動作を繰り返すことで上腕骨の成長軟骨が炎症を起こし、肩を回す動作が痛くなってしまうリトルリーガーズショルダー(上腕骨近位骨端線離開)というものもあります。

なぜこのような痛みが起きるのかというと、投げる動作というのは肩関節を普通ではないほどに動かす動作だからです。

リリースポイントまでは過剰なほどの外旋動作で、リリースポイントからは過剰なほどの内旋動作になってきます。

そのため、肩だけの力で投げてしまうと痛めやすくなったり、最悪の場合、痛くなった肩をかばった結果、肘も痛めてしまう子も多くありません。

よく、下半身を使いなさいという理由はそういうことに繋がってくるのです。下半身主体で投げることができれば、肩の負担も減り、良いボールも投げれるようになり、肩も痛めなくて済みます。

なのでよく考えた筋トレやストレッチなどは欠かせないものです。

ノースローも必要になってくるのですが、それよりも早めの処置をしてノースローの期間も短くすることも大事になってくると思います。

質問などございましたら、お気軽にご相談ください。

投稿者: 三浦整骨院

2023.02.13更新

テニス肘用のサポーターをご存じでしようか?
テニス肘は肘の外側が痛くなるものでそれを締めて振動を軽減するとうたっている商品です。
形は2cm程度の幅のベルトでマジックテープで固定するものです。実際にテニスする方々がよくしてます。
ウチではこれを絶対止めてもらうように指導しています。
効果がないだけなら詐欺で済みますが、肘を更に痛めるように働くので傷害罪です。もし故意でなければ"業務上過失傷害"と言うところでしょうか。
確かに強く縛って血流を止めると痛みも減少します。だから安易に効果があると勘違いしますが、でもそれは治る方向とは逆です。明らかに不健康です。
血液の供給のない組織は壊れるしかありません。それでも身体は必死になって抗います。
それこそが".痛み"なのです。これがテニス肘がら治らないメカニズムです。
テニス肘を治したいなら先ずテニス肘サポーターを捨てて下さい。

投稿者: 三浦整骨院

2023.02.11更新

ケガは動いたように治ります。

それをプログラムの書き換えにたとえてお話します。

人間はスマホのように修正プログラムをダウンロードすることはできません。
人間の場合は行動した時の実データを元に修正していくようです。

その点スポーツは優れています
スポーツには様々な動作があり、その動かした結果をフィードバックしてどんどんプログラムを書き換えで行きます。
そしてある時それが完成したら痛みが無くなるのだと思います。

逆に安静にし過ぎるとこのプログラムの更新が進まずいつまで経っても痛みが消えません。
痛みは危険信号ですが本当にそれが正しい情報なのかかどうかを実際に動かして検証する必要があります。そうしないといつまで経ってもプログラムは完成しません。
また、この期間が長くなるといわゆる慢性痛となります。

医療としては出来るだけ具体的で即効的な治療(例えば当院で行っているFDMなど)が必要なのです。
スピーディーな対処で悪いプログラムに置き換わるスキを与えないようにすることが重要です。
当院ではケガした当日での来院を薦めています。

患者さんにお願いしたいのは、出来るだけポジティブに少し前倒し気味で動かして行くことです。
人体の再生力は大体想像以上です。

投稿者: 三浦整骨院

2023.01.18更新

こんにちは!岩永です。

今回は野球肩についてお話していきます。

私は、小学4年生から大学3回まで野球をしてきました。高校の時は寮に入り、甲子園を目指している時期もありました。

しかし、高校2年生の時に肩を痛めてしまい、すこしの間、ボールを投げられなくなったのです。

最初は、筋肉痛から始まり我慢して投げ続けていると、最終的に肩が挙がらなくなっていました。挙げると、脱力感とともに肩がストンと落ちてしまう状態でした。

病院へ行くと、腱板損傷(肩回りの筋肉の損傷)と診断され、投球も中断になりました。

その間、ストレッチとチューブトレーニングをするように言われたのですが、当時さぼり癖のあった私がしなかった結果、今では肩がきれいに挙がらなくなってしまいました。

肩 

改めて、どうして傷めたのだろうと今考えてみると、当時は胸筋を集中的に筋トレを行っていました。ボールを投げるときは肩甲骨周りの背中の筋肉を使うのがメインになるのですが、前の筋肉ばかりを鍛えてしまうと巻き肩になってしまいます。そうすると、綺麗に肩が回らなくなり傷めたのだと思います。

なのでピッチャーの方は特にですが、ベンチプレスや腕立てなどで胸筋を鍛えすぎない、もしくは鍛えないことをおすすめします。

鍛えるなら、背中の筋肉(広背筋、僧帽筋)を重点的に鍛えられる懸垂などをした方がよりいい球を投げれるようになると思います。

野球に限らず、ソフトボール、バレーボール、バトミントン、やり投げなど肩を使う競技でも野球肩(投球障害)が起こる可能性は大いにあるので少しでも肩の違和感、痛みがあれば処置が必要になりますので、早めのご来院をよろしくお願いします。

次回のpart②は腱板損傷など野球肩の症状について詳しく解説していきたいと思います。

投稿者: 三浦整骨院

2022.12.21更新

股関節の痛みには色々あります。
・股関節の捻挫による筋違い、筋断裂、関節不安定性
 いわゆるグローインペイン、腰痛由来の痛み などなど

そのうちの一つに【単純性股関節炎】があります。

症状としては、その他股関節の痛みと

・急に股関節が痛くなってきた  
・足があがらない  
・足を引きずりながらしか歩けない  
・太モモや膝の前面に痛みがある

あまり変わらない部分もありますが、
ただ特徴的な症状として、関節液が貯留があります。
俗にいう水が溜まるという状態です。
あと、おおむね3~10歳の子供で多い気がします。

加えて、一般的に他の股関節の症状に比べ、
復帰までの時間がかかると言われる症状です。

1
8歳 男子 サッカー 

2
7歳 男子 サッカー

処置としては、一般的には2~4週間の安静と言われますが、

エコー画像で状態を確認し運動量をコントロールし、
積極的に筋膜に処置を行い、
電気治療器なども導入すると早期回復が見込めます。

予防という観点でいうと、
そもそもの原因は、現時点では不明というのが実際です。
ただ施術の現場では、起こりやすいパターンはあるように思います。 

・試合が連続で何試合か続いた後  
・休み明けの練習の後  
・練習時間が一気に増えた  
・コンクリートの道を長時間走った  
・熱が出ていた(感染症など)  など

特に、詳しく問診をしていると、

数日前から股関節を含め、 腰や太もも、背中、首肩が張っていて
違和感があってから悪化する場合もあるように思います。

症状が悪化してしまう前に処置することで、
早期回復、早期復帰が期待できます。
そのためにも早期発見が必要です。

もし気になることがあれば、お気軽にご相談くださいleaf

投稿者: 三浦整骨院

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