臨時休診のお知らせ
下記、2日間を改装工事のため休診いたします。
令和5年 12月2日(土)終日休診
3日(日)終日休診
ご迷惑をおかけしますが、なにとぞご了承のほど
よろしくお願いいたします。
12月4日(月)9:00~は通常診療しています。
2023.11.25更新
臨時休診のお知らせ
下記、2日間を改装工事のため休診いたします。
令和5年 12月2日(土)終日休診
3日(日)終日休診
ご迷惑をおかけしますが、なにとぞご了承のほど
よろしくお願いいたします。
12月4日(月)9:00~は通常診療しています。
投稿者:
2023.11.09更新
練習の始めは痛いけど、段々使っているうち痛みがマシになることがよくあります。
また、逆に最初はマシだけど段々痛くなる痛みもあります。
これはそれぞれ意味が違って、対象が変わります。
先ず練習の始めご痛いと言うのは体液(血液など)循環が悪いことを意味します。この状態は炎症の終盤で組織が安定化しているので動かす事で循環が促されて正常になります。だから、この痛みには安静でなく、積極的に動かすことが必要です。スポーツも次第にやり始めても良い合図です。
その逆の段々痛みが増す痛みは炎症の初期段階でケガした箇所が脆く不安定な状態を意味します。組織の回復に時間が必要で安静が必要です。
これらのタイミングを間違えなければケガは速やかに治ります。
投稿者:
2023.10.23更新
昨日、日本骨軟組織超音波学会の学術大会に参加してきました。
この基調講演で細胞レベルでRICE処置が組織修復を遅らせるという衝撃的な講演を聞きました。
RICE処置(rest安静、ice冷却、compression圧迫.elevation挙上)は捻挫、肉離れなど急性外傷で常識とされているいますが、コレが大きく間違っていたかもしれないのです。
安静も冷却も挙上も損傷治癒に重要な働きをするマクロファージの働きを遅らせるとのこと。
当院でも足首捻挫ではRICE処置には効果を感じないどころか、特に圧迫と挙上については症状を悪化する事が多いので行ってませんでした。
この私たち経験から得た感覚が正しかったのが証明されていて嬉しいです。
医学的常識は時に間違えている事が思った以上に多いものです。地道な研究活動で正しい事実を解き明かしている研究者の先生方に頭が下がる思いです。ありがとうございます。
投稿者:
2023.07.24更新
バスケや、サッカーで相手の膝が太モモに強打する"モモカン"と言うものをご存知ですか?"チャーリーフォース"とも言うそうです。
これはとにかく痛い。そしてしばらく運動できなくなることもあります。
エコーで見ると太モモの内部が血の海になっていることもあります。
ここで提案してのですが
お互いに、膝サポーターをしてはどうでしょうか?
例えばバレーボールで床との打撲を避けるためのクッションのついたサポーターです。
少し動きにくいかもしれませんが、
対戦相手を傷つけない為です。
対戦相手は敵ではありません。
共に同じスポーツを愛する仲間です。
もし将来、日本のバスケチームがサポーターをつけてしたら、
「彼らは相手選手を傷つけないない為にサポーターしてるだよ」なんて言われたらそれは世界中からリスペクトさせるのでないでしょうか?
投稿者:
2023.07.21更新
よくYouTubeで
ギックリ腰にはこのストレッチ試して! とか
肩こりが酷い時のストレッチ3選!
などありますが、
真に受けてやらないようにして下さい。
整体系のユーチューバーが動画で多いのがストレッチ。
別に間違ってないと思いますが、なんでもストレッチで治るように見せかけているのが良くない。
痛みが明らかにある時にこれらのストレッチをやると殆ど痛みが強くなります。それは炎症を悪化させるからです。痛めたところは普通より脆弱になっていて、そこを無理に引っ張るのですから当たり前。
だからそれらユーチューバーは最後に
「もしこれで良くならない時は専門医の受診をお願いします…」
って最初に言えよ!
ストレッチは痛みのない時に予防的にするのが正解。
投稿者:
2023.07.20更新
整骨院と整形外科どちらに行けばいいかを悩まらた時
まず整形外科に行って下さい。
医学的な検査と診察を行うことが最優先です。
レントゲン検査や必要であれば鎮痛剤が処方さます。
例えば成長痛と思っていても骨肉腫だったり、ギックリ腰かと思っていたら椎間板ヘルニアや腰椎の圧迫骨折であることもあります。
これらは整骨院では対応できません。
しかし、明確に骨折、手術や特別な医学的な処置が必要がないとなれば整骨院でも施術が可能かもしれません。
整骨院はそもそも限られた範囲の専門的な施術を行うところです。
例えば当院では捻挫、肉離れなどのスポーツのケガを得意としています。その分野において圧倒的に優れています。
しかし、それを超えた外傷や病気は全く対応できません。
あと、加齢変化や関節の変形なども整骨院でも対応できるかもしれません。これらはこれ自体が痛みの原因でなくて、筋肉や周囲の軟部組織(靭帯や筋膜、腱など)の問題かもしれません。これらは整骨院の得意分野だと思います。
投稿者:
2023.03.06更新
どうしても痛いところをついつい触ってしまいます。
これを自己刺激と言います。
よく「自分でマッサージした方がいいですか?」と聞かれますが、
答えは「NO」です。
これをすると中々痛みが治りにくくなります。
そもそも標準で搭載されいる回復システムがあるので時間が経てば治るようにできています。自己刺激はむしろ邪魔するだけなのです。
例えば蚊に刺されたところを掻きむしったり、できたカサブタを剥がしたりするようなものです。
実はこの自己刺激はストレス解消にもなっています。中々理解し難いですが、痛い刺激もストレス解消になるようです。これを繰り返すと無限ループから逃れられなくなります。
こうなっている人はどこ別の場所か何か違う行為に置き換えないといけません。
深呼吸などは良いとと思います。おすすめするやり方は
ゆっくり4秒くらいかけて息を吸い込み、
この空気が痛い所を入りこみ膨らませるイメージをします。
その後パンパンになった痛い所から倍の8秒くらいかけて息を吐き出します。
それを繰り返します。
イメージとしては痛い所に溜まっている澱みを浄化している感じでしょうか。
一度試して下さい。
投稿者:
2023.02.17更新
こんにちは!岩永です!
前回に引き続き野球肩ですが、今回は症状についてをメインにお話ししていきます。
投げる動作により肩が痛くなることを野球肩、もしくは投球障害と言いますが、場所や症状により、詳しい名前がつくことあります。
代表的なものは、肩関節の安定性を担っている4本の筋肉(腱板)が使い過ぎにより炎症を起こし、肩関節の可動域が狭くなったり、力が入りにくくなったりする腱板損傷です。
他には肩を挙げたり投げる動作で肩が引っかかった感じになり、痛みが出れば、肩峰下インピンジメントや15歳未満の成長期の子どもが投球動作を繰り返すことで上腕骨の成長軟骨が炎症を起こし、肩を回す動作が痛くなってしまうリトルリーガーズショルダー(上腕骨近位骨端線離開)というものもあります。
なぜこのような痛みが起きるのかというと、投げる動作というのは肩関節を普通ではないほどに動かす動作だからです。
リリースポイントまでは過剰なほどの外旋動作で、リリースポイントからは過剰なほどの内旋動作になってきます。
そのため、肩だけの力で投げてしまうと痛めやすくなったり、最悪の場合、痛くなった肩をかばった結果、肘も痛めてしまう子も多くありません。
よく、下半身を使いなさいという理由はそういうことに繋がってくるのです。下半身主体で投げることができれば、肩の負担も減り、良いボールも投げれるようになり、肩も痛めなくて済みます。
なのでよく考えた筋トレやストレッチなどは欠かせないものです。
ノースローも必要になってくるのですが、それよりも早めの処置をしてノースローの期間も短くすることも大事になってくると思います。
質問などございましたら、お気軽にご相談ください。
投稿者:
2023.02.13更新
テニス肘用のサポーターをご存じでしようか?
テニス肘は肘の外側が痛くなるものでそれを締めて振動を軽減するとうたっている商品です。
形は2cm程度の幅のベルトでマジックテープで固定するものです。実際にテニスする方々がよくしてます。
ウチではこれを絶対止めてもらうように指導しています。
効果がないだけなら詐欺で済みますが、肘を更に痛めるように働くので傷害罪です。もし故意でなければ"業務上過失傷害"と言うところでしょうか。
確かに強く縛って血流を止めると痛みも減少します。だから安易に効果があると勘違いしますが、でもそれは治る方向とは逆です。明らかに不健康です。
血液の供給のない組織は壊れるしかありません。それでも身体は必死になって抗います。
それこそが".痛み"なのです。これがテニス肘がら治らないメカニズムです。
テニス肘を治したいなら先ずテニス肘サポーターを捨てて下さい。
投稿者:
2023.02.11更新
ケガは動いたように治ります。
それをプログラムの書き換えにたとえてお話します。
人間はスマホのように修正プログラムをダウンロードすることはできません。
人間の場合は行動した時の実データを元に修正していくようです。
その点スポーツは優れています。
スポーツには様々な動作があり、その動かした結果をフィードバックしてどんどんプログラムを書き換えで行きます。
そしてある時それが完成したら痛みが無くなるのだと思います。
逆に安静にし過ぎるとこのプログラムの更新が進まずいつまで経っても痛みが消えません。
痛みは危険信号ですが本当にそれが正しい情報なのかかどうかを実際に動かして検証する必要があります。そうしないといつまで経ってもプログラムは完成しません。
また、この期間が長くなるといわゆる慢性痛となります。
医療としては出来るだけ具体的で即効的な治療(例えば当院で行っているFDMなど)が必要なのです。
スピーディーな対処で悪いプログラムに置き換わるスキを与えないようにすることが重要です。
当院ではケガした当日での来院を薦めています。
患者さんにお願いしたいのは、出来るだけポジティブに少し前倒し気味で動かして行くことです。
人体の再生力は大体想像以上です。
投稿者: